中川 正彦
※このコラムでは、来年の美作国建国1300年にむけて、地域の歴史上のさまざまな出来事を紹介していきます。
第1回 美作国の誕生
平成25年(2013)4月3日、美作国は建国1300年を迎えます。
和銅6年(713)4月3日、備前国の北部6郡を割いて美作国を置く。
美作国の誕生です。
(6郡は英多・勝田・苫田・久米・大庭・真島)
分国の時の呼び名は『備朔(びさく)』と命名していましたが、同年五月に郡・郷名には好字を付けるという政策により、『美作(みまさく)』と改称しました。
現在、私達は誰もが「みまさか」と呼び、親しみと誇り、愛着を持っています。
地名の起源を見ると、(美万佐加)・(三万佐加)・(美万左可)・(三板山)・(美甘板)・(美和板)などが挙げられていますが、真意のほどは解明されていません。
他にも、甘酒説、地名説、美真坂説、水沼栄ゆる説、皇孫繁栄説、備州説、などもあげられていますが、これらの解説はいずれ専門家に委ねることとしたいと思います。
諸説ある中の、「備朔説」をご紹介しますと、『朔』には北方の義があり、美作は備前の北部に当たるので備朔(びさく)・・・美作(びさく)・・・ 作を『さか』と読ませ『美作』と変化していたのが無理の無い説かと思います。
【みまさか】を愛し、更なる飛躍を願う。
皆様のご指導宜しくお願い申しあげます。

参考文献 「英田郡誌」「美作町史通史編」他
美作国の1300年をたどる
高瀬舟(模型)

第4回 高瀬舟 上

美作には中国山地を水源に大きな川が流れ、瀬戸内海に注ぎ込みます。
これらの川は水量が豊富で流れが緩慢なことから、…
美作国の1300年をたどる
鷺湯橋 丑のレリーフ

第3回 湯郷 その2「丑湯考」

夏の土用の「うし」の日に湯郷の温泉に入ると、邪気をはらい健康に過ごせるといわれ、毎年盛大に「丑湯まつり」が行われてきています。…
美作国の1300年をたどる
円仁法師像

第2回 湯郷 その1

貞観2年(860)天台宗比叡山の円仁法師(諡号慈覚大師)は、夢のなかに西国順行の際、 塩垂山麓のこの地を訪れるようにとの薬師如来のお告げを受け…
美作人インタビューリンク